2025 01,23 14:49 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2016 08,22 15:53 |
|
列車はオホーツク海に沿って進み、網走に向かいます。 途中いくつか雰囲気のいい駅がありました。 そのうちの一つ、止別(やむべつ)駅です。 原生花園駅は臨時駅ですが、観光客の利用が多いのか立派に整備されています。 ただ、今は花の時期でなかったのが残念です。 北浜駅と藻琴(もこと)駅です。 網走の市街地に近づいてきました。 私は若い頃、半年弱の短い期間でしたが網走で仕事をしていたことがあり、懐かしいところです。 列車は網走駅に到着しました。 駅のホームには、私が乗る特急オホーツク8号と石北本線の遠軽行普通列車が停まっています。 乗継時間はわずか4分しかありません。 釧網線の列車を降り、ホームの連絡階段を昇り降りして、特急オホーツクの先頭車両2両の写真を慌ただしく撮ると、もう発車時間です。 特急オホーツク8号の網走・札幌方向先頭車両と遠軽方向先頭車両です。 網走駅構内から出ることもできません。 それどころか、改札を出て弁当やお茶を買う時間もなく、タバコ一服の時間すらありません。 さようなら、網走。 特急オホーツクの車内はかなり空いていました。 検札に来た車掌さんも確認してみましたが、車内販売はおろか自動販売機もこの列車には無いのです。 事前に調べてあった私はこうなることを予測していましたので、予め釧路駅で弁当とお茶を買っておいた訳です。 釧路発網走行釧網線普通列車で3時間、さらに網走発札幌行特急オホーツクで5時間半、合計8時間半を飲まず食わずというのでは、たまりませんからねえ…。 特急オホーツク8号の車内での夕食、釧路湿原弁当。 列車は石北本線を旭川、さらに札幌を目指して進みます。 北見駅と留辺蘂(るべしべ)駅です。 これより先は暗くなってきましたので、写真はこれでおしまいです。 旅行記を終えるにあたり、長くなりますがあえて苦言を一つ。 特急オホーツクは札幌網走間をほぼ5時間半で結んでいます。 また同様に札幌稚内間の特急スーパー宗谷や特急サロベツも5時間~6時間の乗車時間があります。 特急オホーツクは遠軽でスイッチバックしますので、ここで停車時間が3~4分ありますが、スーパー宗谷とサロベツは途中駅での停車時間は1分あるかないか、旭川でも2分あるかなといったところです。 JR北海道がこれらの列車で車内販売を止めたのは、コストに見合わないからだろうということは充分分かります。 しかし、スーパー宗谷やオホーツクには飲み物の自動販売機すらないのです。(サロベツには自販機はあるはず) 自販機の設置も、特に特急オホーツクは車齢30年にもなる古い車両、キハ183系で運行している現状を考えれば、このまま無しでも致し方ないのかもしれません。 しかし、スーパー宗谷の方はキハ261系で比較的新しい車両です。 これにはお茶やジュース類、もし可能ならちょっとした菓子類だけでもいいので、多少の食べ物も買える自動販売機を設置して欲しいと思います。 また、自宅最寄り駅で網走発札幌行の乗車券・特急券を買う折、駅窓口の駅員さんからは一言も車内販売と自販機は無い旨の話はありませんでした。 知っている人、旅慣れた人は予め準備するでしょうが、そうでない人は空腹とのどの渇きに耐える長時間の列車旅行になるのです。 窓口で注意を喚起するのには、全くコストは掛かりません。 せめてこれくらいはやった方が、最低限の親切だと思います。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |