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2020 04,17 22:58 |
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札沼線 北海道医療大学~新十津川(非電化区間)は、本来令和2年(2020年)5月6日が最終運行の予定でした。 (廃止日は5月7日) しかし新型コロナウイルス感染症(以下武漢肺炎)の影響で、最終運行が前倒しされ4月24日になっていました。 しかし、昨日令和2年(2020年)4月16日夜20時頃、JR北海道が突然発表を出しました。
北海道も緊急事態宣言に含まれたため、急遽最終運行をさらに前倒しし、発表翌日である本日4月17日の1000新十津川発石狩当別行を最終運行とするという内容でした。 正直に言って、これには大変驚きました。 しかし、このタイミングでの発表は大きな意味があり、またこれは充分事前に考え抜かれていたものだとも気付かされました。 廃線後に地域の足を担う代替バスは4月1日から運行していますので、急に列車の運行を止めても地域の人の移動手段は既に確保されています。 現在首都圏その他大都市圏では武漢肺炎が蔓延し、毎日大勢の感染者が報告されています。 北海道でも新規発生患者数が再度増えてきています。 如何に不要不急の移動を自粛するよう呼び掛けていようとも、来る意志がある人は飛行機に乗ってでも来ます。 ところがこの時刻で発表すれば、発表に直ちに気付いて最終の新千歳行の飛行機に搭乗しなければ、物理的に札沼線非電化区間の最終運行には間に合いません。 飛行場までの移動時間を考えれば、ほぼ不可能と言っていいと思います。 そうでもしなければ、数多くのファンが押し寄せ、結果武漢肺炎の感染が広がる可能性が大だとJR北海道は判断し、タイミングを計って発表したのでしょう。 JR北海道にしても、最終運行に来たいファンを乗車させなければ運賃収入は増えません。 しかし、その収入を捨てても、武漢肺炎感染防止という公益性を重視したJR北海道の姿勢は、大いに称賛に値するものです。 長年地域に親しまれてきた札沼線 北海道医療大学~新十津川が、最後に華やかな最終運行をすることもできず、廃線になってしまうことは悲しいことです。 しかし、今は武漢肺炎の蔓延を防ぐのが第一なので、全く仕方がないとも思います。 PR |
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