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2016 12,13 16:03 |
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もともと鉄道模型は好きでしたが、今年は撮り鉄、乗り鉄に目覚めた年になりました。
JR北海道の経営が厳しさを一層増し、利用実績がほとんどない駅の廃止が決定し、この3月に合計8つの駅が廃止されることになりました。 きっかけはこの廃止駅のうち、半日の仕事が終わってから行くことが出来る十三里駅、東追分駅の撮影でした。 仕事の後に行けるし、なんとなく廃止される駅の写真を撮っておこうと思ったのです。 この撮影で田舎の無人駅の哀愁というか侘び寂びを知り、この世界にドップリ嵌ってしまいました。 そして私は、今後も駅の廃止や大赤字路線の廃止の傾向がさらに続くと考え、今のうちに色々な列車に乗り、駅を車両を撮っておこうと思い立ちました。 1.28 石勝線 十三里・東追分 駅撮
1.31 特急スーパー北斗 札幌八雲 乗車、函館線 鷲ノ巣 駅撮、函館線(山線)鷲ノ巣札幌 乗車 2.7 石北線 金華・下白滝・旧白滝・上白滝 駅撮 2.11 札沼線 札幌新十津川全線 乗車 2.20~21 特急スーパーおおぞら 札幌釧路往復 乗車、花咲線 花咲 駅撮 3.5~6 特急北斗 南千歳函館 乗車、特急スーパー白鳥 函館青森 乗車、急行はまなす 青森札幌 乗車 3.12 植苗駅 寝台特急カシオペア 撮影 3.13 石勝線夕張支線 新夕張夕張間全駅 駅撮、夕張支線全線往復 乗車 4.3 日高線 苫小牧鵡川往復 乗車、室蘭線 苫小牧小幌往復 乗車 4.9 札沼線 新十津川・下徳富・南下徳富・於札内・鶴沼・浦臼・札的・晩生内・札比内・豊ヶ岡・石狩月形 駅撮 4.21 札沼線 知来乙・月ヶ岡・中小屋・本中小屋・石狩金沢・北海道医療大学 駅撮 4.29 宗谷線 普通列車旭川稚内全線 乗車、特急サロベツ 稚内名寄 乗車、宗谷線 普通列車名寄旭川 乗車 5.5 根室線 滝川新得往復 乗車 6.4~5 特急スーパーおおぞら往復 乗車、花咲線 根室釧路間全駅 駅撮 6.12 留萌線全線 深川増毛往復 乗車、留萌線 増毛・箸別・朱文別・舎熊・信砂・阿分・礼受・瀬越・留萌 駅撮 8.11~12 根室線 普通列車滝川釧路(2427D)完全乗車、花咲線全線往復 乗車、釧網線 釧路網走全線 乗車、特急オホーツク 乗車 8.28 富良野線 旭川富良野(富良野美瑛ノロッコ号)全線乗車、根室線 富良野滝川 乗車 9.24 JR北海道苗穂工場一般公開 10.2 函館線 東山・姫川・桂川・北豊津・蕨岱 駅撮、千歳線 美々 駅撮 10.9 はこだてライナー 函館新函館北斗往復 乗車、北海道・東北新幹線 新函館北斗仙台往復 乗車 10.13 根室線 新吉野・上厚内・十弗・稲士別 駅撮 10.15 根室線 羽帯・十勝清水・落合・幾寅・東鹿越・金山・下金山・山部・布部 駅撮 10.16 函館線 伊納 駅撮 10.29 室蘭線 三川 駅撮、石勝線 占冠 駅撮、根室線 布部・島ノ下 駅撮、富良野線 鹿討・学田 駅撮 11.11 呉線 呉広島 乗車、広島電鉄 広島駅広電宮島口往復 乗車 11.13 山陽線 広島岩国 乗車、錦川鉄道清流線全線往復 乗車 11.20 石北線 西女満別・緋牛内・生野・安国・瀬戸瀬・東雲・安足間・愛山・中愛別 駅撮 11.23 札沼線 札幌新十津川全線往復 乗車 11.24 留萌線 大和田・藤山・幌糠・峠下・恵比島・真布・石狩沼田・北秩父別 駅撮 11.26 留萌線 秩父別・北一已 駅撮 12.3 室蘭線 苫小牧岩見沢 乗車 12.4 室蘭線 由仁・古山 駅撮、石勝線 川端・滝ノ上 駅撮、夕張支線 新夕張夕張全線往復 乗車、臨時特急 新夕張トマム往復 乗車 10月からの乗り鉄、撮り鉄はまだブログの記事に出来ていないものが多いです。 今後ボチボチと記事にしていきます。 初めて行った十三里・東追分の駅撮りで勢いが付き、鷲ノ巣駅にも行こうと思いました。 鷲ノ巣駅から普通列車で長万部へ、そこから乗り換えて倶知安、小樽と各駅停車でゴトゴトと行き、こんどはさらに普通列車の旅の良さを知りました。 廃止直前の特急スーパー白鳥と急行はまなすにも乗ることが出来、スーパー白鳥ではグリーン車独り占めの経験もしました。 宗谷線普通列車では、名寄から先は私もいれてたった3人しか乗車しておらず、美深で1人降りてから幌延まではずっと乗客2人のままでした。 これでは経営が成り立たないのは明白です。 最近廃止された留萌線留萌増毛間には昨年も乗りましたが、今年は深川から全線通しで往復してきました。 高規格道路も今は留萌の手前までですが、数年後には留萌まで開通するでしょう。 ますます自家用車やバスでの移動が便利になります。 そして、留萌線もいずれは全線廃止にせざるを得ないと思います。 ゴールデンウィークに根室線で新得まで行って、名店みなとやで蕎麦を食べてきました。 行きに乗ったのが、“その道”の人たちには有名な「日本一運行時間の長~~い定期普通列車」2427Dで、いずれは必ず全線乗り通そうと決意しました。 そして、8月の夏休みに無事乗り通すことが出来ました。 私が乗り通してきたわずか半月ほど後で、例の台風直撃で根室線は不通になりました。 そして今、東鹿越から新得までは不通のままです。 代行バスが東鹿越から落合までは出ていますが、落合新得間は代行バスすらないのです。 地域の人が利用しない区間だということでしょう。 もともと富良野新得間は輸送密度も極めて低く、当然大赤字でもありますので、JR北海道がこの区間を復旧させることは不可能でしょう。 もう二度と2427Dで釧路に行くことが出来なくなった訳ですが、図らずも私は滑り込みで乗り通すことが出来ました。 そしてこの乗り鉄旅では、今まで乗車したことがなかった花咲線(根室線釧路根室間)、釧網線にも乗車してきました。 実に収穫の多い乗り鉄旅でした。 私は個人的に花咲線、釧網線もいずれは廃止にせざるを得ないと思っています。 富良野線も乗ったことがない区間でしたが、富良野線の富良野美瑛ノロッコ号にも乗車してきました。 レトロな感じの客車で乗り心地は良くないものの、それが楽しい不思議な列車です。 北海道・東北新幹線には家内と乗ってきましたが、我々が話していたことと言えば…。 「北海道新幹線北海道新幹線と騒いでいるが、新幹線が札幌まで伸びる頃に我々が生きている保証はない。 そしてさらに重要なことだが、その頃に青函トンネルが今のように通れるかどうかなんてわからんよ。 そもそもトンネルや鉄橋などという人造の土木構造物は、もって百年くらいのもんだ。 青函トンネルの掘りはじめの頃から勘定すれば、今で既に50年ほど経っている。 あまり公には出ていないけど、青函トンネルは今でも毎分20トンもの水が湧き出していて、これをポンプで排水している。 そうしないと水没するからだ。 通常のトンネルよりもっと過酷な環境にある青函トンネルが、この先どれくらい持つかなどわかりゃしないって。 もしこのトンネルがダメになったら、今の日本の国力でこれを作り直すことなど無理だろうし、今乗っとかんと永遠に乗れなくなるかもしらんぞ。 さて、行ってくるとするか。」 …実に罰当たりな夫婦ですな。 広島に行った折に呉線、山陽線、広島電鉄、錦川鉄道に乗ってきました。 広島電鉄は広島市内に多くの路線を持ち、中々便利だと思いました。 宮島口では広電の系列のフェリーとJRの系列のフェリーがあり、行きは厳島神社の大鳥居に近いところを航行するJR西日本のフェリー、帰りは広電の系列の松大汽船に乗りました。 いずれのフェリーも双頭ですが、スクリューはどう付いているのか大いに気になりました。 やはり両方にスクリューが付いていて、進行方向後ろ側のみを回すんでしょうか? そうすると、進行方向に付いているスクリューは推進力の邪魔にはならんのでしょうか?? 錦川鉄道は、旧国鉄の特定地方交通線岩日線を第三セクター化した鉄道です。 この手の第三セクター鉄道は、元々が特定地方交通線ですから当たり前ですが、経営が上手くいかないことが多いのですが、ここは長く続いています。 実際乗ってみると乗客も多いのですが、私のような観光客の一見さんは少なく、ほとんどの乗客が地元の人のようで、移動の手段として鉄道を活用している印象でした。 札沼線は今年2回乗ってきましたが、私が乗ったのはいずれも日曜・祝日だったせいか、石狩当別から先の区間は地元の人の乗客は少なく、半分以上、およそ四分の三ほどは旅行者や鉄道ファンだったように記憶しています。 平日に新十津川まで乗りに行くことは出来ませんが、平日の乗車状況が気になります。 ここもJR北海道の発表通りに、北海道医療大学から先、新十津川までの非電化区間は、近々廃線になるものと思います。 室蘭線の苫小牧岩見沢間にも乗車してきましたので、私は今現在のJR北海道の全線を乗ったことになります。 夕張支線にも再度乗り、さらに新夕張からトマムまで往復で臨時特急にも乗ってきましたが、臨時特急ではJR北海道の現場の士気が下がっているんだろうな、ということにも遭遇しました。 どんな会社でも、組織でも、その現場の士気は極めて重要です。 私は、結局物より人だと思います。 たいした金額じゃないし、面倒くさいからどうでもいいやというのは残念ですし、これは極一部の職員に限ってのことであって欲しいと思います。 こうして見てみると、実にアチコチ行ってますなあ。 結構乗っていますし、僅かばかりでもJR北海道の経営に貢献しているのでしょうか。 …そうではないですね。 “焼け石に水”にすらなっていないでしょう。 住民やビジネス客などが恒常的に、そして大いに利用してくれないと利益には繋がらないと思います。 こういう点から考えて、人口密度の極めて低い北海道で鉄道経営を黒字に持っていくなど、夢物語に過ぎないでしょう。 JR北海道の経営健全化のためには税金を投入しての援助は必要でしょうし、そしてファンとしては寂しい限りですが、経営の立て直しの為には今後も多くの駅や路線を廃止せざるを得ないと思います。 旅客輸送だけではなく貨物輸送を含めて、今や北海道での鉄道のあり方を早急に再検討する時期に来ているように感じます。 2回にわたって、今年平成28年の、私の趣味生活の総括をしました。 これから年内に模型の完成品ができたり、鉄道に乗ってきたりすれば加筆をすることもあるかもしれませんが、まずはつまらない記事に長々とお付き合い頂いたことに御礼申し上げます。 PR |
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