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2017 06,13 13:05 |
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1ヶ月ほど前、稚内に1泊して札幌と稚内をバス、鉄道で往復してきました。
本当は鉄道で往復したかったのですが、行きにいい時間帯の列車がなく、行きはバスを使ってみました。 札幌からの乗り場は、大通バスセンターです。 北海道内の都市間バスは色々なバス会社が運行していますが、行き先によって札幌での乗り場は札幌駅前、中央バスターミナル、大通バスセンターなどなど、これまた色々ありますので注意が必要です。 大通バスセンターからは、私が乗る稚内行の他、瀬棚行、枝幸(北見枝幸)行、根室行などがありますね。 私はバスの発車時刻を1時間間違えて、乗車前に1時間以上も待っていたせいで、出発前からお疲れモードに入っていました。(苦笑
1500少し前に、やっとのことでバスが入ってきました。 …って、バスにはなんら非はありません。 北都交通の「はまなす号」です。 札幌稚内便は、北都交通と宗谷バスの共同運行です。 宗谷バスの札幌稚内便は「わっかない号」という名前になります。 なお、夜行便はバス前方の9席は女性専用となりますが、昼行便には専用指定はありません。 座席は3列で通路は狭いものの、座席自体はJRの特急の普通席とグリーン席の中間くらいのグレードでしょうか。 シートが独立していますので、隣の人と肘や膝がぶつかったりすることもありません。 私以外の乗客は全員女性で、合計7、8名が乗車し、1500定刻に出発です。 大通バスセンターを出て札幌市内を走り、高速道路に乗って北に向かいます。 苗穂駅の前を通りましたが、留置線にはこの3月まで運用に入っていたキハ183-104(通称白ボウズ)がいました。 情報によれば、1ヶ月後の今は既に陣屋町にドナドナされて行ったようです。 バスは出発から1時間ほどで道央自動車道砂川PAに入り、1回目の休憩時間です。 深川ジャンクションから深川留萌道に入り、深川留萌道から国道233号線に、留萌の手前で右折し、国道232号線に入ります。 国道232号線がJR留萌本線を跨線橋で越えたところです。 線路の先が留萌本線の今の終着駅、留萌駅の方向になります。 砂川から2時間ほど走って、道の駅でもあるサンセットはぼろで2回目の休憩です。 ここもきれいなトイレや売店、自販機などがあります。 バスは夕暮れの国道232号を北に向かって進みます。 夕焼けがとてもきれいでしたが、写真を撮った者の腕の問題か、あまりきれいに見えていないのが何とも残念です。 国道232号は日本海の海岸沿いのルートですが、これは旧国鉄羽幌線に沿うような形でもあります。 道の脇には鉄道遺構かなというものが散見されます。 稚内市に入ると、国道沿いのバス停で降車することが出来ます。 また予め運転手にその旨を申し出ると、降りるバス停に迎えのタクシーを呼んでおくサービスもあります。 なかなか考えられています。 稚内駅前には到着予定時刻の10分前、2040に着きました。 このバスは深夜バスではありませんが、乗車する前は「水曜どうでしょう」で深夜バスに散々“やられっぱなし”だった大泉さん、鈴井さんの姿が脳裏に浮かんでいました。 きっと稚内に着く頃は、自分もコテンパンにやられちゃうんじゃないかな、と。(笑 ところが、この都市間バスは意外なくらいに快適で、またいい時間で休憩もありますので、疲れはほとんど感じませんでした。 ここで、JRとバスを比較してみましょう。 まずはJRです。 運賃は指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)で夏期は12,550円、冬期は13,580円です。 ただ、片道の正規料金は乗車券7,340円、指定席特急券3,110円で合計10,450円です。 座席指定料金をケチって自由席にしても、9,930円掛かります。 片道のみのJR特急列車の利用は、料金的に厳しいかなと思います。 時間ですが、JRの特急は旭川での乗継を要するものを入れて1日3往復、出発から到着まで平均5時間17分です。 次にバスですが、運賃は札幌稚内で片道6,200円、往復だと11,300円です。 バスはJRより時間が30分ほど余計に掛かる上、札幌での乗降場はやや不便なところにありますが、バスセンターには地下鉄や路線バスの便はあります。 運賃は片道だけでもJR(Rきっぷの半額)より安く、特に私のように片道の利用しか考えていないお客にも充分訴求できると思います。 便数は昼行便が上下とも1日5便、夜行便が1日1便です。 便数が多いのは選択の幅が広いことを意味しますので、大きいと思います。 なお夜行便は時間調整の関係で一般道のみを走るとのことで所要時間が長く、途中の休憩もないそうです。 しかし夜行列車がない今、夜間の移動で時間を有効に使える夜行バスは貴重な存在でしょう。 私の印象として、札幌稚内間の点と点を結ぶ人の移動に限って言えば、バスの方が旗色がいいかなあ、と思います。 稚内に着き、駅に併設のビル「キタカラ」に入っているコンビニ、セイコーマートで夜食や飲み物、さらには明日の朝食を買い込んで、駅近くのビジネスホテルに入りました。 このセイコーマートの営業時間は0600~2400で、深夜早朝は店が開いていないことに注意しなくてはいけません。 明日は0520稚内発の普通列車に乗る予定なので、夜のうちに買い物を済ませておかないと朝食抜きになります。 ホテルの部屋からは駅・線路が見えました。 風呂に入ってから一服していると、稚内駅に下り特急サロベツ3号が入ってきました。 もうほとんど深夜0時です。 翌朝は寝坊もせず、無事に起きました。 さあ、今日は稚内から普通、快速列車で旭川を目指しますよ。 (次の記事に続く) PR |
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