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2017 06,14 13:43 |
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稚内駅の改札もこの時間は無人で、勝手にホームに入って列車に乗るスタイルでした。
ホームに0520稚内発普通列車、キハ54 501が入ってきました。 私一人の貸切列車のまま、0520定刻通りに出発します。 数分ゴトゴトと走ると、次の駅、南稚内駅です。 南稚内駅はかつては天北線が分岐していた駅でもあります。 南稚内でご婦人がお一人乗ってきました。 南稚内駅を出て抜海(ばっかい)駅に向かうあたりでは車窓右側には日本海が少し見えましたが、曇っていたので利尻島(利尻富士)は見えませんでした。 列車は丘陵地帯を進みます。 先ほど南稚内から乗ってきたご婦人は豊富駅で降りたため、豊富駅からまた乗客は私一人になりました。 抜海駅・雄信内(おのっぷない)駅は、なかなか風情がある駅です。 雄信内駅では下りの音威子府発稚内行と交換します。 雄信内駅到着出発は0640で、稚内出発から1時間20分経っています。 列車は天塩川沿いの山肌を縫うように、あるいは牧草地帯を黙々と走ります。 集落や民家はわずかにしか見ることが出来ません。 天塩中川(てしおなかがわ)駅も歴史を感じさせてくれる駅舎です。 稚内を出て2時間20分ほどで音威子府(おといねっぷ)駅です。 駅の近くにJRの宿舎らしき大きなマンションがありました。 音威子府駅からは、かつてはオホーツク海の方に向かって天北線が南稚内駅まで伸びていましたが、今では廃線になっています。 ただ音威子府駅が天北線の分岐駅だった名残で、天北線の代替バスは今もこの音威子府から出発しています。 車内には少しずつ乗客が乗って来るようになりました。 豊清水(とよしみず)駅・紋穂内(もんぽない)駅です。 紋穂内駅は、表面に貫入が入った骨董品の磁器のような風情です。??? 美深駅では、旭川を0603に出て名寄に着き、名寄で1両のみに切り離された下りの普通列車と交換します。 かつて美深駅からは仁宇布(にうぷ)駅まで、日本一の赤字ローカル線として有名だった美幸(びこう)線が分岐していました。 美幸線は美深から北見枝幸までを結ぶ目的で着工されましたが、全線開業の日を迎えることも叶わず、昭和60年に廃止に追い込まれました。 さて車内には高校生らしい若い人も乗ってきて、やっと少し活気が出てきました。 名寄駅の2つ手前の北星(ほくせい)駅です。 …うむ。渋い。 名寄到着は0847、稚内を出ておよそ3時間半後です。 (次の記事に続く) PR |
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